竹谷は生前、著書[パリの陽だまりから]で、「日本の伝統を振り返ってそこへ戻るのではなく、振子を大きく振って地球の裏側で日本を考える意義の大きさを、そして、その楽しさを私は知っている」と残しています。

この感性、そして、それを表現できる事が才能なんでしょうね。
凡人には到底出来ない事です。(^_^メ)

郷愁を抱きながら異国の地で作品を作り出す。
そこには母国を離れたからこそ見えてくる〝愛国心〟とは・・・というメッセージが我々に投げかけられているように感じられます。

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