高田夫妻が代理出産で授かった子供の出生届けの受理問題が騒がれています。
確かに代理母制度には沢山の問題があると思いますし、本場アメリカでも問題になっているみたいです。
日本で取りれるか入れないかは難しい問題がゆえに、しっかりと議論をした上で決めてもらいたいです。

そこで、今回は代理出産を違った視線で考えてみたいと思います。
奥さんの向井亜紀さんは、「私は子供が産めないのですが、主人(高田)のDNAは残さないといけないと思いました」とおっしゃっていたのを聞いた事があります。
愛する男性の子供を産みたいと願うのは当然の気持ちだと思います。
しかし、自分には出来ない。
そこで、代理母という日本では認められていないけれど、どうしても高田さんの子供がほしいという一心で英断したのだと思います。
性同一性障害の方々も向井さんと同じ気持ちの方々は多いいのではないでしょうか。

そこで考えてもらいたいのは、日本では出生率の低さが危惧されています。
東京に至っては出生率が1を切っています。
女性が1人も子供を産まないという事です。
産めるのに産まないのです。
もちろん、女性が自立して社会進出しているという事情もありますが(女性が社会進出するのが悪いといっているわけではありません)高田夫妻は産みたいのに産めないが為に、日本では認められていない代理母を使い子供を授かりそして、今出生届をめぐって裁判で戦っているのです。
なのに一方では産むことが出来るのに子供を産む事無く人生を終える女性が増えているのです。

子供を産む能力を与えられた女性は選ばれし人間なのだと思います。
どんなに優秀な男性が頑張ったところで子供を産むことは出来ません
女性にしか出来ないのです。
生命が誕生するという事ほど崇高な事があるでしょうか。
すべてはそこからはじまります。
その至高の喜びを体験できる能力を与えられているのに使わないで人生を終えることほどの憂いがあるでしょうか。

ですが、ただ産めというだけでは酷だと思います。
これだけ女性が社会進出をしている時代ですから社会、男性の考え方も変えなければなりません。
働きながらできる限り快適に仕事、育児が出来る環境を作っていかなければならないし、それに伴う法整備も行っていかなければなりません。

そして、なによりも高田延彦さんのように女性に「この人の子供がほしい」と思わせられる魅力的な男性が増える事が一番の少子化対策になるのではないでしょうか。
今回の高田夫妻の代理母問題はそのような事も投げかけられているような気がします。


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