こんばんは、ネット上ではまだ、亀田選手の話題で持ちきりですね。
人気!?がある証拠なんでしょうか。。。。。

ここでは、あえて亀田選手の話題を避けて昨日の深夜に放送されていた越本チャンピオンの初防衛戦の話題を取り上げたいと思います。

越本チャンピオンは35歳で王者となり日本人世界チャンピオンでは最年長の王者獲得記録を樹立しました。
その獲得から約半年、初防衛戦の相手は22歳と越本チャンプよりも一回り以上若い22歳のメキシコの新鋭、ルディ・ロペス。

1Rからロペスがプレッシャーをかけて前へ出ながらパンチを繰り出すのをチャンプが何とかかわしながら細かいパンチを当てて凌ぐといった展開で進んでいきますが、3Rくらいからチャレンジャーのプレッシャーがどんどん強くなりチャンピオンがロープやコーナーに追い詰められてパンチをもらうシーンが多くなり徐々にチャレンジャーペースになり始めます。

チャンプもフットワークを使いながら必死にパンチを繰り出しますが、チャレンジャーの突進を止めるにはいたらず、7Rついにチャレンジャーのパンチの餌食になったところにレフリーが割って入り無念のTKO負けとなりました。

レフリーが止めた直後、越本元チャンピオンは崩れるようにリング上に倒れこみレフリーに支えられながらリング上に仰向けに寝かされて、しばらくしても立ち上がることが出来ないくらいのダメージを負っていて、担架に乗せられて顔にタオルを被せられながら会場を後にしました。

その後、しばらくしてから意識が回復した元チャンピオンは控え室で現役引退宣言をします。
そして、後を追うようにして、ジムの会長であり、実の父親でもある英武さんもジムの会長を息子に託して一線を引くとコメントを残しました。

こうして、九州地方初の世界チャンピオン越本親子のチャンピオンロードは幕を下ろしました。
今度は息子が九州から二人目の世界チャンピオンを誕生させるという壮大な夢に向かって歩みだします。

亀田伝説の第1章の始りと同時に、越本伝説第2章も始まります。
俺は今後、両方の伝説を見守っていきたいと思いますし、九州地方を初めとしてもっともっと地方のボクシングが盛り上がっていく事で、ボクシングがもっともっと盛り上がりメジャーなスポーツになる事を心から願っています。

そして、最後に、越本隆志チャンピオン、本当にお疲れ様でした。

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